男子栄養学生しみずもときのブログ

高知県立大学4回生 しみずもときのブログです。 愛知県豊橋市出身  高知県高知市在住  21歳の男子栄養学生です。

「栄養教育」的ヒッチハイク論 ヒッチハイクの魅力6選 ~後編~

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こんにちは❗

高知県立大学 健康栄養学部のしみずもときです。

 前回書いて好評だった「栄養教育的ヒッチハイク論」

 

 今回はその後編です。思ったより長くなりそうだったので前編後編に分けました。 

  

改めてこの記事の説明をすると…

ヒッチハイクおすすめ!」という記事が 書きたかった僕。

さっそくヒッチハイクの魅力は「度胸がつくこと」とか「普通に生活しているだけでは関われない人と関われるとかを書きだしたのですが…

 

気づきました。「そんな記事このネットの中にはあふれているぞ」と。

内容をほかの人と被らせたくなかった!

ということで「しみずもとき」にしか書けない視点からヒッチハイクの魅力を語ります!

ヒッチハイク経験は一回だけです。(岩手~高知)

 

ちなみに前編では

ラポール(信頼関係)形成の上達

②プレゼン能力が上がる

③第一印象の大切さを知る

の3点をを魅力としてあげました。

 

前編はこちらから↓

moto-takokimuchi.hatenadiary.jp

 

 

今回の内容は前回よりさらに栄養教育的ですよ(笑)

なぜならこの記事を書くために栄養教育論の教科書を引っ張り出して勉強しなおして、国家試験の過去問も解きましたからね(笑) 

なんとか栄養学生以外でも楽しく読めるように書いたつもりです…

 

 

前置きが長くなりましたが本題に入ります!

「栄養教育」的ヒッチハイク

ヒッチハイクの魅力6選』~後編~

 

 

はじまりはじまり~

 

 

④超実践的PDCA(マネジメント)サイクル

 

ヒッチハイク

それは一度始めてしまえばもう後には引けません。特に僕は岩手から高知の間を移動したのでほとんどが高速道路です。おろしてもらう場所はだいたいサービスエリアかパーキングでした。

つまり、途中でヒッチハイクを断念して電車やバスでの移動に切り替えることも一苦労というわけです。

※公共交通機関へ頼ることは決して不可能ではないですよ、ただちょっと苦労するだけです。

 

 

ヒッチハイク中は常に頭をフル回転させてPDCA(マネジメント)サイクルを回しまくらなくてはいけません。

PDCAサイクルとはこういうものです ↓

P(plan)・・・目標を設定して、それを実現させるためのプロセスを計画をする。

D(do)・・・計画に従ってプログラムを実施し、プロセスの検証を行う。

C(check)・・・実施結果を評価し、目標をどの程度達成できているか診断をする。

A (act)・・・評価の結果から、プログラムを『改善』『修正』『破棄』のいずれかに分類し、次の計画につなげる。

 

たぶんどんな人でも、無意識下でこのサイクルを回しながら生きていると思います。

 しかしヒッチハイク中はこのサイクルを意識するしないでかなり成功率が変わってきます。

 抽選箱 引く に対する画像結果

 

 

具体的な例を挙げれば…

 

 【例①】

plan)目的地は「高知」だけど岩手からいきなり「高知」は無理だ。最初は「東京方面」と書いて立ってみよう。

           ↓

do)「東京方面で1時間ほど道路に立つ。

           ↓

check)全然車が止まらない。

           ↓

 (act)「仙台」に書き直して立ってみよう。

           ↓

車が止まってくれた!!

 

とか

 

 【例2】

plan)サービスエリアで止めてもらった!ここなら直接交渉できるしノートを持たずに人に話しかけていこう。ノート持って声かけるの恥ずかしいし…

           ↓

do)サービスエリアの出口から出てくる人一人一人に声をかける。

           ↓

check)全然止まってくれない。けど遠くから見てくれて気にかけてくれている人がいるな。

           ↓

 (act)やっぱりノートに大きく「~行き」って書いて人に話しかけよう!話しかけている人以外にも見えるように!

           ↓

「~行きって書いてあるけどどこまで行くつもりなの?」って聞いてくれる人が現れた!

 

こんな感じですね…

 

 

 

ヒッチハイク中は本気でどうしたら乗せてもらえるか考えます。
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僕の場合はお金もカードも持たずに始めたので高知に帰る手段はヒッチハイクしかありませんでした。 

そんな中、2時間も車がつかまらなかったらさすがに焦ります。

しかも雨は降ってくるわ、日は落ちてくるわと時間がたつにつれて条件は悪くなっていきます。

 

もうそうなったら考えて、実行してみて、確認して、改善する。

このPDCAサイクルを回しまくるしかありませんでした。

 


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PDCAサイクルの重要性が十分伝わってきたかと思いますが、『栄養教育』では1つヒッチハイクと違うところがあります。

 

それは…「サイクルを回す人は自分だけではない」ということです。

 

当たり前っちゃ当たり前なんですが、例えばダイエット指導したとして実際に実行するのは指導側ではなくて患者側ですよね。

Doできるのは管理栄養士ではないんですよ。

 

 

でもヒッチハイク中でPDCAの中でどれが一番大事だったか?と聞かれたら間違いなくD(do)なんです。

Doしなかったら成功も失敗もありませんから(笑)

ぶっちゃけヒッチハイクの場合は、PCAもなくてもできます。

 

 

このDoの重要性を知れたのはヒッチハイクをしたなかでも大きな収穫ですね。

いかにして相手に行動変容させることができるか。

ヒッチハイクをするとその重要性を身をもって感じることができますよ~(笑)

 

 

 

⑤模擬的グループカウンセリングができる

これは乗せてくれた方が複数だった場合に限るのですが…

複数人だと車内の会話がどうしても同じ理解度で進んでいきません。 

 

 どういうことかというと

僕   「高知県に住んでいるんですよ~」

Aさん 「あー、高知県ね!竜馬の!」

Bさん 「高知県?何回か行ったことあるよ。ひろめ市場楽しいよね。」

Cさん 「高知ってどこだっけ?四国?」

 

という感じですね。Aさんは『高知県=竜馬』のイメージ。Bさんは高知県に来たことがあって何が有名か知ってる。Cさんは今までの人生で高知県に興味が向いたことがなかった。

 
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会話をはずませる意味ではBさんに話を振りながらAさんとCさんに高知県の説明をするのが一番楽です。

でも、もしこれが栄養教室だったらどうなるでしょうか?

 

僕   「今日は糖質制限食の危険についてお話ししますね。」

Aさん 「最近、糖質制限って話題ですよね?実際どうなのか知りたいです。」

Bさん 「私その方法で5kg瘦せたんですけどダメなんですか?」

Cさん 「糖質ってなんですか?」

 

極端に書きましたがAさんは糖質制限について聞きかじった程度。Bさんは実践済み、しかも成果が出ている。Cさんは糖質=炭水化物=ごはん、パンということが分かっていない。

※炭水化物=食物繊維とか細かい話は今回とばしますね。 

 

『情報を教える』という場に関していえば一番わかっている人に合わせるよりも一番わかっていない人に合わせるべきでしょう。学校教育に関しては分かりませんが対象者が2~20人程度の栄養教室ならわかっていない人に合わせるべきだと僕は思います。
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律速酵素のようにね(笑)⬇

生体内で複数の酵素が関与して特定の物質を代謝する際に、それらの酵素の中で最も反応速度の遅いものを律速酵素と呼ぶ。 この酵素の反応速度がその代謝系の代謝速度となる。 肝臓に存在するコレステロール生合成系におけるHMG-CoA還元酵素レダクターゼ)、全ての細胞の細胞質に存在する解糖系のホスホフルクトキナーゼなどがある。

 基礎栄養学ジョークです…

栄養学部以外は流してください…

 

 

そういう意味でも僕はその時の会話の話題を一番理解していない人に分かるように、簡単に説明するか、話を振るかして話が盛り上がるように気を付けました。

 

もしヒッチハイクで乗せてくれた車に複数人乗っていたら、こんな感じで会話をコントロールしてみると楽しいですよ。僕自身偉そうに言えるほどできていませんでしたが…(笑)

 

 

⑥「開かれた質問」と「閉ざされた質問」の使い分け

栄養教育の技法の中に開かれた質問閉ざされた質問というものがあります。

 

開かれた質問(open question)」

・・・どう思いますか?など考え方や感情について自由に答えることができる質問。

閉ざされた質問(closed question)」

・・・「はい」「いいえ」でしか答えることができない限定的な質問。

 質問 写真 に対する画像結果

 

どちらがいいとか悪いとかではなく目的別の使いようが大事ですよね。

開かれた質問は相手の考え方とか性格を知るために閉ざされた質問は情報(出身とか年齢とか)の確実な情報収集のために使えます。

 

ヒッチハイク中の車内はこの「開かれた質問」と「閉ざされた質問」を駆使して会話をしていきます。

 なかなか初対面でいきなり職業、年齢、家族といったプライベートに踏み込んだ質問はできないので趣味、目的地、出身といった内容の質問からしていって、打ち解けることができてきたら少しずつ質問の幅を広げることができます。

 

定番の質問をいくつかあげると…

「どこまで行くんですか?」

「何をしにそこまで行くんですか?」

「なんで乗せてくれたんですか?」

ヒッチハイク乗せたことって今までにありましたか?」

「高知(自分の目的地)に行ったことってありますか?」

 

こんな感じですね。

ここから広げていけば一時間は話のネタに尽きません。
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あと関連して言えば、相手の質問が「開かれた質問」「閉ざされた質問」のどっちなのか理解して返答するという力も身に付きますね。

 

どういうことかというと。 

「大学生?」

と「はい」「いいえ」で答えれる質問をされただけなのに

 

「はい!高知県立大学の健康栄養学部の4年生で管理栄養士になるための勉強をしています!」

と元気に細かく返答する必要はありません。

これは情報が多いわ!ってなります。

 

「はい。いま大学4年生です。」

 このぐらいでいいでしょう。

 

そしたら

「なんの勉強してるの?」とか「どこの大学?」とか聞いてきてくれます。

 

これこそが会話!

 

会話スキルは僕もまだまだなところなのでこれから身につけていきたいです。

 

前編では『聞く』よりも『喋る』ことが大事だと言いましたが、もちろん『質問』する力もヒッチハイクでは鍛えることができます。

お互いに情報を交換しながら会話を継続する『質問力』を養うことができることもヒッチハイクの魅力の1つです。

 

 

まとめ

ラポール(信頼関係)形成の上達

②プレゼン能力が上がる

③第一印象の大切さを知る

④超実践的PDCA(マネジメント)サイクル

⑤模擬的グループカウンセリングができる

⑥「開かれた質問」と「閉ざされた質問」の使い分け

 

僕がヒッチハイクをしてよかったー!!!と感じた魅力は以上の6点です。

偉そうに書いてみましたが、実際のヒッチハイク中には夢中でこんなことは考えていませんでした…(笑)

あとづけで作りました。

 

 

でも!ヒッチハイクなんて大学生のうちにやるのが一番気楽でいいですよ。

大学生以外ができないとは言いませんが、やりやすさが違います。

「大学生ブランド」ですね。

この記事に「大学生ブランド」について書いてあります ↓

moto-takokimuchi.hatenadiary.jp

 

だからこそ大学生のうちにやりたいと思って僕はヒッチハイクを決行しました。

感想は…

やってよかった!!!

これに尽きます。魅力については栄養教育的な学びの観点から散々語りました。

 

最後に…

大学生のみなさん何回もやれとは言いませんので、一回ヒッチハイクを経験してみてはどうですか??
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今回はここまで!

 長い長い文章、最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

自己紹介記事です↓

moto-takokimuchi.hatenadiary.jp